ウィンターラリー

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私が免許を取ってラリーを始めた頃にはすでにスパイクタイヤや使用禁止になっていて、冬はスタッドレスタイヤでラリーを走っていました。
ご存知の通りスタッドレスタイヤは、ゴムで水を吸収しながらゴムのエッジを路面に刺してグリップを得るわけですが、当然スタッドタイヤ(スパイクタイヤ)に比べるとグリップが無く路面の状況に左右されやすいということが言えます。
まあ、こう長々と書くとわかりにくいので簡単に言うと、いくら水を吸おうがエッジを立てようが路面がツルツルだったらもの滑るものは滑るということです。
私が参戦した1994年はスタッドレスタイヤでラリーが戦われるようになって数年経っていたので、性能はずいぶん向上していたのですが、初めてスタッドレスタイヤでラリーをしなければならなくなった年は色々なメーカーのタイヤが登場してきました。
もちろんラリー専用のスタッドレスタイヤを装着しているエントラントは多かったんですけど、それ以外にも一般のスタッドレスタイヤで走ったり、スノータイヤにカッターで切り込みを入れて走っている人やら皆試行錯誤しての開幕戦。
なんと優勝は、海外メーカーのタコタイヤを装着したスターレットが獲得しました。
タコタイヤ?
そうです。タイヤのセンターに吸盤がついているんです。
今考えると笑える話ですが、何故か吸盤がついているタコタイヤが優勝してしまったんです。
もしかして、氷に吸い付いてるの?雪には吸い付かないんじゃない?
他のエントラントも様々な憶測が飛び交いほんとに利くの???と疑問視していましたが、残念(当然)ながら第2戦以降は全く成績が出なかったのでそれ以降使う人がいなくなってしまったんです。
当時かなり物議をかもし出した一品でした。

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